今回のべラーズは世界進出!大学生活最後の舞台
前作で、全米アカペラ大会初優勝を果たしたバーデン大学のべラーズ!その後三年連続優勝し、メンバーはもう大学四年生です。それぞれの進路を考えたり、恋したり、ハプニングも満載。音楽とコメディがマッチした作品です。
アメリカでの口コミも大好評!セレブや、オバマ前大統領まで本人役でゲスト出演しています。
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ピッチパーフェクト2のあらすじ
オバマ大統領のバースディセレモニーで、パフォーマンスを披露するべラーズ。
今では大人気のアカペラグループで、アカペラ大会のコメンテーターからも評価を受けています。
しかし、パフォーマンスの終盤に、マイリーサイラスの曲のプロモーションビデオをコピーして、空中ブランコで登場した「ファット・エイミー」にハプニングが起こります。
アクロバティックな動きで、衣装が股から裂け、しかもエイミーはノーパン!映像は全米で流されてしまい、各メディアが批判します。エイミーを中心として、べラーズは全員で謝罪することとなりました。
しかしこの失態で、べラーズは今後のアカペラグループとしての活動を禁止され、新メンバー勧誘もしないことになります。
しかし、全米優勝チームである事から、世界大会へ出場の権利は残されており、ベッカはアカペラ協会の理事に「世界大会で優勝する」と宣言します。理事たちは馬鹿にしたように笑うのでした。
なぜなら、アメリカのグループが優勝したことはなかったからです。
一方、新たにバーデン大学へ入学するエミリー。母と共にべラーズへ入って全米優勝する夢を讃え合います。
エイミーはべラーズの前へ行き、自作の歌を披露します。勧誘は禁止されていましたが、自ら入部を希望した為、合格とします。
その頃、ベッカは将来に向けてインターン活動を開始していました。仕事はお茶くみばかりですが、音楽プロデューサーになる為、スタジオで働き始めます。
そこでベッカの才能が認められ、上司からデモテープを聞いてもいいと言われます。ベッカは喜び、次第にべラーズの活動に身が入らなくなります。
一方べラーズは、自分たちの代わりにアカペラ大会のプロモーションで各地を回る、ドイツのグループ「DSM」を偵察に行きます。
彼らの舞台は、軍隊のように乱れない動きに、ド派手な演出、機械的で未来的なサウンドで、ベッカ達は衝撃を受けます。DSMのメンバーは完璧そのものですが、嫌味な人間で、ベッカ達といがみ合いになってしまいます。
べラーズは、彼らに対抗する為、よりアクロバティックで派手なパフォーマンスをしようと奮闘します。
そんな中、ベッカはインターンで行き詰っていました。才能を認められ、デモテープを提出したものの、オリジナリティーの無さを指摘されるのでした。
インターンの活動はべラーズのメンバーに秘密ですが、エイミーはそれに気づいており、励ましてくれます。
活動に制限を受けていたべラーズですが、ある大会に参加することを許可されます。
そこで披露したパフォーマンスは、DSMを意識したもので、派手で、小道具を多用し、べラーズらしさがありませんでした。観客も呆然とし、小道具に炎が燃え移るハプニングもあり、残念ながらショーは途中で終了します。
そこからメンバーの雰囲気も悪くなっていきます。
絆を取り戻す為、べラーズのために留年し続けているクロエが合宿を提案します。
合宿先では、前作でべラーズのリーダーだったオーブリーに指導を受けます。
繰り返される厳しい訓練で、大会の練習はしないという合宿内容にベッカは激怒します。
ベッカはとうとうインターンの活動に力を入れたいと打ち明けました。脱退すると言い切りその場を去るベッカですが、キャンプ場の罠にかかって宙ずりになります。
罠から救うおうとする仲間に励まされ、ベッカもべラーズを愛していると誓います。
その夜メンバーはお互いの事を話します。
ベッカはインターンでオリジナリティーがないと言われた事を嘆き、クロエは来年は卒業すると宣言します。
エイミーは、卒業生のバンパーへの愛に気づきます。
エイミーは、そのままバンパーの元へ駆けつけます。
合宿後、バンパーとエイミーは婚約し、ベッカは新入生のエイミーのオリジナル曲をプロデュースします。それをインターン先の上司に見せると、ようやく認められるのでした。
いよいよ世界大会当日がやってきました。
巨大な野外ステージに大興奮するベッカ達。
バーデン大学のもう1つの男子アカペラグループ「トレブルメーカー」も応援に駆けつけます。
ついに大会が幕を開けます。
アカペラファンの中には、優勝候補のDSMのファンが多くいます。彼らのパフォーマンスに大盛り上がりです。
そして、べラーズの番がきます。
彼女達はよりシンプルで、自分たちらしい姿を披露します。
大会の関係者達も感動し、べラーズを称えます。
そして、2015年度の世界大会優勝チームとなるのでした。
ピッチパーフェクト2のキャスト
ベッカ アナ・ケンドリック(Anna Kendrick)
べラーズの現在のリーダー。将来のために音楽業界でインターンを始め、才能を認められるようになります。べラーズを世界大会優勝へと導きます。
アナ・ケンドリックは、13歳の時からブロードウェイミュージカルに出演しており、その歌唱力は広く認められています。映画「マイレージマイライフ」では、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、歌も演技力も素晴らしく、多くの映画に引っ張りだこの人気女優となりました。
ゲイル エリザベス・バングス(Elizabeth Banks)
毎回アカペラ大会のコメンテーター兼司会者として、毒舌を発揮する女性。この映画のブラックコメディ担当です。このシリーズの1つの見どころでもあります。
エリザベス・バンクスは、多くの映画に出演するアメリカの女優です。2002年のサム・ライミ監督作の「スパイダーマン」でブレイクし、その後話題作に出演し続けています。近年では、特にコメディ映画やドラマで大活躍しています。今回のピッチパーフェクト2で初監督を務めるなど、幅広く活動しています。
ピッチパーフェクト2の感想
冒頭から圧巻のパフォーマンスを披露し、コメディ要素もどんどん投入しており大笑いできました。ストーリーの進みもスムーズで観やすく、1作目同様に、観終わった後は爽快です。
この映画の世間のクチコミは、
以上、次回作のピッチパーフェクト3も大いに期待できる内容でした。ベッカ達は卒業しちゃったので、べラーズがどうなるのか?楽しみです。